ベトナム人と日本人が似ているところのひとつに宗教観があるのではないかと思います。
周辺のタイ、ラオス、カンボジア、フィリピン、マレーシアは、みんな熱心な信仰を持っている人が大部分ですが、ベトナムでは、宗教に熱心な人はあまりいません。

日本人からよく聞かれる質問に「ベトナム人の宗教は何?」というものがあります。
ベトナムは8割が仏教徒で、1割がキリスト教徒、残りの1割は新興宗教のカオダイ教やイスラム教徒、ヒンズー教徒などです。

ただ、あまり熱心な人は見かけません。
タイ人はいつもお寺に行って功徳を積むことを欠かしませんが、ベトナム人は普段は宗教と関わりのない生活を送っているように見えます。

ただ、一部には熱心な人もいて、街のあちこちにある仏教寺院の周りで修行僧の格好をした人たちをたくさん見かけます。
その中には女性もいますが、頭をちゃんと剃っていてよく見ないと女の人だとは分かりません。

うちの近所では、写真のように毎朝托鉢をする人たちを見かけますし、近所のスーパーで買い物をしている修行僧もよくいます。

以前、ミャンマーで一時的に出家した体験記を読んだことがありますが、修行中は買い物などの私的外出は許されておらず、一日中、座禅や瞑想などの修行をしていなければ規則でした。

それに比べると、ベトナムの仏教の修行は少し緩やかなのかもしれません。