ベトナム人はお互いを呼ぶとき、苗字(Last Name)ではなく名前(First Name)を使います。
苗字の種類が少ないので、苗字(Last Name)だけでは区別ができないからです。

確かに、ほとんどのベトナム人の苗字(Last Name)は、グエン(NGUYEN)さん、レ(LE)さん、チャン(TRAN)さんのどれかです。
そのため、ベトナム人は自己紹介から名前(First Name)で名乗るのが普通ですが、我々日本人は、それほど親しくない人や公の場で相手を名前(First Name)で呼ぶのは抵抗があります。
とくに相手が年上の場合は尚更です。

お客様の中にも、弊社社員を呼ぶとき「グエンさんが〜」と苗字(Last Name)で呼ぶ方が大勢いらっしゃいますが、グエンはたくさんいるので、事情を説明して名前で呼ぶようにしていただいています。
相手が年上の場合でも失礼には当たりません。

ただ、ベトナム人の名前(First Name)もそれほどバリエーションがあるわけではありません。
アン(An)さんという名前(First Name)の人はたくさんいます。
ですから名前(First Name)だけでも区別がつきません。
それで弊社では、管理資料等に記載する時には、名前の後ろに、苗字(Last Name)やミドルネームの頭文字をつけるようにしています。
例えば、グエン・ティ・アン(Nguyen Thi An)さんなら、AnNTという風に表記します。

これは文書上の話なので、普段ベトナム人を呼ぶときは遠慮なく名前(First Name)で呼んであげてください。