写真は、家の近所のペットショップの写真です。
ベトナム語でCHOは犬、MEOは猫のことです。
初めてベトナムに来た11年前には、犬や猫を見ることはあまりなかったのですが、最近はよく見かけるようになりました。

ベトナムの犬は放し飼いが基本

日本では犬はひもにつながれていますが、ベトナムでひもにつながれた犬を見ることはあまりありません。
たいてい放し飼いにされていて、家の周りを自由に走り回っています。
首輪をしていない犬が多いので野良犬と区別できませんが、夜になるといなくなるので、飼い犬なのでしょう。

狂犬病の恐怖

放任主義は良いのですが、恐いのは狂犬病です。

ベトナム人の妻に「ペットの犬の予防注射はどうなっているの?」と聞いたことがあるのですが、「予防注射って何のこと?」と逆に聞き返されてしまいました。

そういえば、人間の子供向けのワクチンの値段は、日本とベトナムでほぼ同じでした。
しかも有償のため、経済的な理由でワクチンを接種しない子供がたくさんいると聞いたことがあります。
きっと、ペットにワクチンを打つのは、一部のお金持ちだけでしょう。

その話を聞いてからは、犬や猫のそばには近寄らないようにしています。

レストランで食事をしていると、食べ物を求めて犬がテーブルの下まで来ることがあります。
そんな時、私が椅子の上に足をあげて犬を避けようとしていると、「大人のくせに犬が恐いのか」という感じで周りのベトナム人が馬鹿にしたような目で見てきます。

それが、チワワのような小さな犬だと大笑いされてしまいます。

でも、狂犬病に犬の大小は関係ありませんし、少しでも噛まれたら病院に行ってワクチンを打たなければならないので、笑われても気にせず、犬との接触は避けるようにしています。

「狂犬病のワクチンを打っておけばいいでしょ」と言われるかもしれません。
しかし、ワクチンを打っていたとしても、噛まれた後に病院に行かなければならない回数が減るだけです。

増えた犬の糞

犬が増えると当然糞も増えます。

日本では、飼い主が犬の糞を放置すると白い目で見られるので、散歩の時はビニール袋をみんな持っています。
しかし、ベトナムでは袋を持って犬の散歩をしている人を見たことがありません。
それに放し飼いされている犬は、糞を片づける飼い主がいません。

そのため、最近は路上で犬の糞を見かけることが多くなりました。

ただ、感心するのは、誰が片付けているのか分かりませんが、たいがい翌日になると糞がなくなっていることです。

日本の私の家の周辺では、犬の糞を見かけることは滅多にありませんが、一度見かけると何日も放置されることが多かったように思います。

一見、ベトナムの方が日本よりもマナーが悪いように見えてしまいますが、単に考え方の違いなのかもしれません。