「進撃の巨人」と「じゃりん子チエ」のベトナム語版を見つけました

ベトナムの本屋で、「進撃の巨人」のベトナム語版を見つけました。
中の紙はわら半紙で表紙の感じもペーパーバックと似ており、ちょっとチープな作りですが、値段は1冊21,000ドン(約105円)で、日本よりもかなり安いです。
一応、ちゃんとした本屋で売られているので海賊版ではなさそうです。

ベトナムでも日本のコミックは大人気です。
「ドラえもん」、「クレヨンしんちゃん」、「名探偵コナン」などは大人気で、以前から本屋で見かけていたのですが、この頃は翻訳されるタイトルが増えてきました。

驚いたのが、「じゃりん子チエ」のベトナム語版が出ていたことです。
個人的には大好きなタイトルで、学生の頃ですから30年以上前に読んでいました。
この頃、「また読みたいな」と思い、Amazon Kindleで探したのですが、電子化されていませんでした。

日本でも入手困難と思われるのに、どんな経緯でベトナムで出版されることになったのか、大阪のホルモン焼き屋を小学生の女の子が切り盛りする話をベトナム人が理解できるのかなど、疑問はつきません。

日本に留学したベトナム人が、たまたま入ったラーメン屋で読んだ「じゃりん子チエ」に感動して、出版社や原作者を口説いて出版にこぎつけたなんていうドラマがあったのかもしれません。

ベトナム語の勉強を兼ねて、「進撃の巨人」や「じゃりん子チエ」のベトナム語版を買うことにしました。
「進撃の巨人」は15巻買ってもたった1,600円くらいですし、「じゃりんこチエ」は70巻まで買っても8,000円しません。(日本のコミックに比べると少し薄い気がするので、日本のコミック1巻と同じ内容かどうかは分かりません。)

しかし、問題がありました。

「進撃の巨人」の1巻と2巻、「じゃりん子チエ」の25巻以前が見つからないことです。

「進撃の巨人」は3巻から15巻まで揃っているし、「じゃりん子チエ」は26巻から70巻くらいまでちゃんとあります。

それなのに前の方の巻がないのです。
実は、ベトナムのコミックではよくあることで、以前「名探偵コナン」や「クレヨンしんちゃん」を買ったときも1巻が見つからず苦労しました。

今回も何件か本屋を回って探してみようと思います。
大阪弁ではなくベトナム語を話す「じゃりん子チエ」の登場人物たちがどんな感じなのか興味津々です。