先日に引き続き、またまた食あたりになってしまいました。
前回は、ブンタウのナイトマーケットで食べた海産物が原因でしたが、今回は、近所に新しくできた寿司屋で食べた寿司に当たってしまったようです。

ベトナムで私が住んでいるアパートは、ホーチミン市の外れにあり、日本人はあまり住んでいません。
そんな場所に、先日寿司屋がオープンしました。

ベトナムでは日本食ブームで、寿司、お好み焼き、たこ焼き、牛丼、ラーメン、うどん、そばなど大概のものは食べることができるようになりました。しかもとても美味しくなっています。

数年前までの和食レストランは、日本人客の比率が高かったために、日本人が多く住むホーチミン市中心部に出店することが多かったのですが、最近はベトナム人客だけで経営が成り立つようになったために、中心部から離れた場所にも和食レストランが出店するようになりました。

ブームとはいえ和食レストランの数は少ないため、家から歩いて行ける店は貴重です。
応援の意味も込めて、早速食べに行ってきました。

店内には座敷席とカウンター席があります。

 

歩道にテーブルを置いているところがベトナムらしいところです。
でも、生のネタが店の外に並べられています。
氷の上とはいえ、バイクや車がたくさん通る太い道に面していますし、気温も高いのでちょっと心配です。

店に入って「まずい」と思ったのが、誰も客がいなかったことです。
土曜日の午後7時ですから、一番混んでいるはずの時間です。
この時間に人がいないということは、いつも客がいないということを意味しています。

客がいないと食材の鮮度も気になります。

メニューを見ると、大体日本の回転ずしと同じくらいの値段でした。
寿司以外にも天ぷらやお弁当などがありました。
今回は、右下の寿司盛り合わせB(150,000ドン:約750円)を頼みました。

 

なんと外で調理を始めました。
店の中には、日本の寿司屋と同じようなカウンター席と調理スペースがあるのに、わざわざ店の外で調理するのは理解できません。

それに調理しているのは、Tシャツにジーンズの普段着のままの人たちです。
てっきり、ウエイターだと思っていました。

10貫と巻き寿司1つを2人で作っているのに、なかなか出来上がりません。
20分ほど掛けてやっと完成しました。

一応、見た目はちゃんとした寿司でした。
しかし、写真からは分かりにくいと思いますが、ネタが危険な色をしていました。

「食べたらダメだ」と思いましたが、唯一の客であり、寿司の本場である日本から来た客が、自分たちの寿司にどんな反応を示すのか興味津々といった様子で見ています。

それで、あきらめて食べました。
見た目と同様に、味も危険な感じがしました。
それでも、すべて食べきりました。

食べ終わった直後からお腹の調子がおかしくなりました。
痛くはないですが、何となく違和感があります。

違和感はどんどん大きくなって、日付が変わる頃、本格的な下痢になりました。
その後、朝方まで腹痛と下痢は続きました。

今回は、反省事項がたくさんあります。

生の寿司ネタが外で管理されているのに気づいた時点で、店に入るのを止めるべきでしたし、注文時点で生のネタを使った寿司は避けるべきでした。
注文してしまった場合でも、食べないで店を出るべきでした。

リスク意識が低下していることを痛感しました。
今回は、たまたま軽い症状で済みましたが、命に関わる場合もあるので、危ないと感じたら絶対に口にしてはいけません。

それにしても、ベトナムで寿司屋の安全性を判断するのは難しそうです。
日本であれば適切な管理が行われていることを保健所が検査しますが、ベトナムでは検査はありません。
ネタの鮮度だけでなく、調理器具の管理や寄生虫に関する知識など、生の食材を扱うにはいろいろなノウハウがいります。

刺身など生の食材を食べるベトナム人が増えています。
それに合わせて寿司屋も増えており、このままだと死者がでるような大きな問題が起きそうです。