ネットニュースのタイトルに騙されてばかりです

外国にいると日本の情報を取得する手段が限られてくるので、ネットでYahooニュースなどをよく見ています。
TVを見ない分時間があるので、日本にいると絶対見ないような記事まで読んでいますが、それで感じるのは段々メディアの質が下がっていることです。

例えば、全く関係のない芸能人が、事件などに対する極端な意見を言ってメディアに取り上げてもらったり、有名人の発言を部分的に切り取って、思わせぶりなタイトルをつけて記事にするケースなどです。

さっきもYahooニュースのエンタメ・ランキングの1位に『真鍋かをり「なんて代償の大きな恋をしたんだろう」』というのがあったので、真鍋かをりさんに何かあったのかと読んでみたら、TBSのビビットという番組の中で、SPEEDの今井絵理子参院議員と橋本健神戸市議の不倫について、真鍋かをりさんがコメントしたことが書かれているだけでした。

ついつい見出しにつられて読んでしまいましたが、読み終わった後は損をした気分になってしまいます。
内容に不満をもつ読者が多くても、アクセス数はちゃんと稼いでいるので、書き手としては大成功なんでしょうね。

くやしいけれど、他に情報を取得する手段がないので、今日もネットニュースを見ています。
「インパクトのあるタイトルがすべて」というような風潮はなんとかならないのでしょうか。