私の子供はベトナムで生まれ、その後はベトナムと日本を行き来しています。
そのために困ったことがいろいろありましたが、予防接種もそのひとつです。

ベトナムと日本では、予防接種の種類や受ける時期が異なっているので、しっかり管理しておかないと接種漏れや重複が発生してしまうからです。

予防摂取の履歴は母子手帳で管理

日本では、妊娠すると母子手帳が配布され、予防接種を受けたときは母子手帳に記入してもらいます。
ベトナムでも母子手帳のようなものが配られ、予防接種の履歴を記入するようになっています。

日本で予防接種を受けるときは、医師に事情を説明して、何の予防接種を受けたかを母子手帳に英語名で記入してもらうようにしていました。
集団で予防接種を受けたときなどは、後から掛かり付けの医師にお願いして、英語に訳してもらっていました。

ベトナムでの予防接種

ベトナムで予防接種を受けるときは、日本の母子手帳を医師に見せて問題ないかどうかを判断してもらうようにしていました。

しかし、面倒臭がって日本の母子手帳を見てくれない医師が多くて困りました。
文句を言うと「ここはベトナムだから、日本の母子手帳は関係ない。」と訳のわからない理屈を言う医師もいました。

それでも子供の健康に関わる一大事なので、医師を説得して内容を確認してもらうようにしていました。
どうしても応じないときは、予防接種を受けずに帰る覚悟でいますが、そんな医師には当たらずに済んでいます。

それにしても、ベトナム人の面倒臭がりと適当な言い訳で誤魔化そうとする体質は、人命を扱う医師でも同じなのかと思うとため息が出てきます。

日本での予防接種

逆に日本で予防接種を受けるときにはベトナムの母子手帳を見せるのですが、やはり面倒臭がる医師がいます。
日頃から良い人柄の医師が少人数でやっている病院を探して、掛かり付けにしておいた方が良いです。

日本に戻ったばかりで掛かり付けの医師がいないときなどは、保健所に相談してください。
私の場合、集団接種で、掛かり付けの病院以外で予防接種を受けたときに相談に行ったことがあります。
対応してくれた保健所の医師は、海外勤務の経験があり、いろいろアドバイスをいただくことができました。

できるだけ予防接種は日本で受けたい

日本で予防接種を受けると、どのロットを接種したかが分かるシールを母子手帳に貼ってくれます。
ベトナムでは、そこまではやってくれません。
それに、日本の方が予防接種の品質面なども安心です。

また、日本は無料で受けることができる場合が多いのですが、ベトナムはすべて有料です。
しかも、5千円から1万円とベトナムの物価水準からすると非常に高価です。
これが払えないために予防接種を受けない子供が大勢いるそうです。

ですから、可能であれば予防接種は日本で受けた方が良いのですが、帰国の時期が合わない場合や子供の住民票が日本にない場合は、受けることができません。

このような場合でも、帰国したときに一時的に住民登録するなどの手段がありますので、お近くの市町村役場などに相談してください。