ベトナムで病気になったら
久しぶりに熱を出して寝込んでしまいました。
朝から体調が悪かったのですが、昼頃になって熱がぐんぐん上がって39度を超えました。
冷房をつけると室温を28度に設定しても震えがとまらず、クーラーを切ってひたすら寝ていました。
今日の朝は、熱は38度まで下がったので大分楽になりました。
ベトナムの病院
日本にいたときから、私は病気になるとひたすら寝て治していました。
医者にも行かず、薬もあまり飲みません。
そのせいか、たまに薬を飲むとよく効きます。
ベトナムに来てからは、なおさら医者に行くことはなくなりました。
まず言葉の問題があります。
私の片言のベトナム語では、症状を正しく伝える自信がありません。
それにベトナムの病院は、日本の病院と見かけがかなり違います。
大きな病院は別として、近くの病院は、普通の商店の前に椅子を並べているようなところが多く、衛生的な感じが全然ありません。
看板がないと病院であることがわからないところが多いです。
大きな病院は、それなりにしっかりしているのですが、たくさんの人で溢れかえっており、診察までかなり待たされそうです。
結局、安心していけるのは外国人向けの病院です。
私も子供が病気になったときには、近所の国際病院に連れて行きますが、診療費はとても高く、軽い風邪でも最低1万円は掛かります。
ベトナムの所得水準からすると大変な額ですが、小金持ちらしいベトナム人がたくさんきています。
ベトナムの薬局
熱が高いなど、どうしても我慢できないときは薬局で薬を買います。
ベトナムの薬局では、錠剤を1錠単位で買うことができます。
サロンパスも1枚単位で小分けして売ってくれます。
日本では、薬は箱単位でしか売ってくれませんから、飲み残した薬が期限切れとなり無駄になってしまうことがよくありますが、ベトナムではその無駄が生じません。
不安な点は、日本の市販薬と比べると有効成分の量が多いことです。
前の会社に薬剤師の資格を持っている部下がいたのですが、ベトナムの薬のパッケージを見て有効成分の量の多さにびっくりしていました。
また、日本では医師の処方箋がないと買えない薬も、ベトナムでは薬局で処方箋なしで買えるそうです。
そういえば、私の妻は頭痛持ちなのですが、日本の薬はまったく効かないのにベトナムの薬はよく効くと言っていました。
私は、日本の薬でもよく効く方なので、ベトナムの強い薬を飲んだら何が起こるかわかりません。
ですから、ベトナムの薬はなるべく飲まないようにしています。