ベトナムの歩道は危険がいっぱい
ベトナムへ出張や観光などで訪れた際の移動手段はタクシーを使われるのではないかと思います。
しかし、観光スポットの周りを散策するときやホテルの近くのレストランへ行くときなど、歩く機会も結構あります。
ベトナムの歩道は、屋台がテーブルを並べていたり、お店が商品を陳列していたりしているので歩きにくい場所が多いのですが、それだけではありません。いろいろ危険が潜んでいます。
今回はベトナムの歩道で注意しなければならないことをご紹介します。
変電機には触れないこと
ベトナムの歩道を歩いていると、道の真ん中に上の写真のような変電機が設置されています。
これに触って感電死した人がいるそうです。
かなり高圧の電流が流れているそうなので、うかつに触らないように注意してください。
設置されている場所はさまざまで、建物のすぐ横に設置されている場合もあります。また、もっと大きなタイプもあります。
垂れ下がっている電線は避けて歩くこと
道を歩いていると写真のように切れて垂れ下がった電線を頻繁に見かけます。
これに触れて感電死した人がいるそうなので注意してください。
場所によっては、顔の辺りまで垂れ下がっている電線がありますから、よそ見をして歩いていると危険です。
マンホールの蓋を踏まないこと
ベトナムのマンホールは、四角いコンクリート製です。
見るからに危なそうですが、実際割れていたり、腐食してもろくなっているなど状態の悪いところが結構あります。
私もマンホールの蓋を踏んでしまって、グラッときたことが何度もあります。
場所によっては蓋そのものがないところもあるので気をつけてください。
歩道の突起物に注意する
先日、家の近くの歩道の真ん中に突然、写真のような突起物が出現しました。
アメリカだったら、これにつまづいて怪我をしたとかで訴訟が起きそうなものですが、ベトナムでは誰も気にしません。
この他にも、歩道をバイクが通ったりと、いろいろ危ないことがたくさんあります。
ただ歩道を歩くだけなのに上下左右前後を常に警戒しなければならないのは非常に疲れます。
こういう時に、何も気にせずゆっくりと歩ける日本はとても良い国であることを実感します。