ベトナムと日本の通勤ラッシュの違い

ベトナムから日本に戻って一番まいるのが朝の通勤ラッシュです。
日本では、道を歩いていてもバイクに轢かれる心配はありませんし、食べ物の衛生状態を機にする必要もなく、常に警戒していなくてはならないベトナムに比べると、ストレスなく生活を送ることができます。
でも、通勤ラッシュだけは別です。

私は、通勤に川崎から東京まで東海道線を使っていますが、朝8時頃は電車が来ても乗れないことがよくあります。
やっと乗れても、周りの人と密着した状態でじっと耐えなければなりません。

ベトナムでも通勤ラッシュはあります。
ホーチミンには未だ電車はありませんが、バイクが渋滞しています。

前のバイクとの間にちょっとすき間を空けていると、直ぐに横から割り込んでくるので、前のバイクにピッタリと張り付いていなければなりません。
大人気ないとは自分でも思うのですが、1台の割り込みを許すと次々と割り込んできて前に進めなくなってしまうので仕方がありません。

バイクの渋滞の中で運転するときは、常に周りの様子を伺って、次にどこに進むのか考えながら運転しなければなりません。

これに対して、満員電車の中では、ただひたすらに耐えることが要求されます。
自分を殺して、何も感じず何も考えずにじっとしていなければなりません。

動と静で対照的なベトナムと日本の通勤ラッシュですが、私の場合は、通勤ラッシュだけはベトナムの方が合っているようです。

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