今、日本に戻って来ています。
先週末は、出張で青森に行きました。
せっかくの機会なので、縄文時代の遺跡として有名な三内丸山遺跡に行って来ました。
あまり期待していなかったのですが、素晴らしいところでした。

私は、旅行があまり好きではないので、出張しても観光はほとんどしたことがありません。
可能なら用事をさっさと済ませて日帰りすることが多いです。
でも昔から古代の遺跡は大好きで、今回の機会を逃したら一生見ることはできないかもしれないと思い、行くことにしました。

三内丸山遺跡は、今から5000年前の縄文時代の集落跡です。
青森駅からバスで30分のところにあります。

バス停を降りると、博物館のような大きな建物があり、遺跡という感じはまったくしません。
遺跡へは、この建物の中を通り抜けていきます。

建物を抜けて5分ほど歩いたところに住居跡がありました。
昔のままではないでしょうが、緑が多いとても綺麗なところです。
縄文時代の人が、この地を選んだのが分かるような気がします。

まず、目についたのが「六本柱建物」という丸太を組んだ大きな櫓のような建物です。
祭壇か見張櫓として使われていたのではないかと考えられています。

こんな太い柱を5000年前の人たちは、どうやって切り出して運んで組み上げたのでしょうか。
まったく想像できません。

竪穴式住居の柱も太く立派です。
縄文時代というと、農業はあまり行われておらず、狩猟中心の原始的な生活をしていたと思っていました。
しかし、こんなに巨大な建物を建てることができたことを考えると、住民が協力しながら生活し、彼らを組織的に指揮できるだけの力量を持ったリーダがいたのではないかと推察されます。

写真を見るだけでは、それに気づけなかったと思うので、実際に行くことができて大変良かったと思います。

博物館(時遊館)には、土器や石器などの出土品がたくさん展示されており、そちらも大変楽しめました。
時間を潰せるか、直ぐに飽きてしまうのではないかと心配していましたが、まったくの杞憂でした。