ベトナムの家の前に八百屋が1軒あったのですが、いつの間にか5軒に増えていました。
八百屋ばかりが並んでいて食べていけるのか不思議です。

これだけ並ぶと、最初に営業していた店はたまったものではないかと思うのですが、そんなことはないそうです。
ベトナムでは、同じ物を売っている店が並んで商売すると繁盛すると信じられています。
同じ業種の店が並んでいるとお客さんがたくさん来てくれるからというのがその理由です。

八百屋以外にも、近所にはウェディングドレスの店ばかりが集まっているところや、家具の店、台所のシンクの店が集まっているところなどがあります。

日本でも秋葉原電気街やかっぱ橋道具街、神保町古書店街のように同じ種類の店が集まって成功している例があります。
あれだけ店が集まっていれば、遠くからプロやマニアが集まるので繁盛するのも分かります。

でも、ベトナムの場合は、街のあちこちで小規模に集まっているだけなので、そんなにお客さんが集まるとは思えません。

でも、うちの前の八百屋は、最初は地面に置いてあった野菜が台の上に置かれるようになったり、雨をよけるためのひさしがついたりと、お店が徐々にグレードアップしていますから、ちゃんと儲かっているみたいです。

なぜ、つぶれずに共存できているのかを、ベトナム人の妻に聞いても「そんなの当たり前でしょ。」と返ってくるだけで、「日本人は、なぜそんなことを疑問に思うのか。」と不思議そうな顔をしています。