中国では、大学の卒業証書や資格証明書、博士号授与証明書などの偽物が出回っているそうですが、ベトナムでも同じような状況になりつつあります。

私の妻は、ホーチミンのある大学の日本学部に勤めています。
その妻から相談を受けました。

妻「日本語能力試験の合否を確認したいけど、どうすれば良いの?」
私「日本語能力試験受付センターに成績証明書を発行してもらうしかないね。」
妻「時間が掛かりますか?」
私「2〜3週間は掛かるよ。お金も結構高いよ。WEBで確認できないの?」
妻「団体申し込みなので、WEBにログインするIDがないらしい。」
私「試験結果通知をなくしてしまったの?」
妻「それはある。」
私「だったら、問題ないじゃない。」
妻「去年、偽物が見つかったから、紙の証明書は信用しない決まりになった。」

以前から偽物はあったそうですが、去年見つかった偽物はとてもよく出来たもので、本物と見分けがつかなかったそうです。
それで、今年からWEBで一人ひとり合否を確認することになったのですが、問題となった学生は日本に留学した時に学校が団体で受験申し込みをしたため、個人に対するIDをもらっておらず、WEBでの確認ができませんでした。

妻の勤めている大学では、日本語能力試験に合格していることが卒業要件のひとつとなっており、もし証明できなければ、もう一度日本語能力試験に合格する必要があるそうです。

各国で同じような状況になっていると聞きますから、日本語能力試験の主催者は、電子的な証明書の配布などの対策を進めて欲しいと思います。