日本に対してはとても好意的

ベトナム人は、日本人に対してとても好意的です。
経済や科学技術が発展した国として尊敬されています。
そのことが、オフショア開発の委託先としての魅力の一つになっています。

それなのに数年前までは、韓国などと比べて日本企業は出遅れていました。
家電量販店に行っても韓国製品が一番良い場所に置かれていましたし、自動車は韓国製が人気でした。外食チェーンなども日系の店はほとんど見かけませんでした。

しかし、最近になって日本製品をよく目にするようになりました。
牛丼の吉野家、大阪王将、丸亀製麺などの外食チェーンが続々進出してきていますし、街の中心部にしかなかったコンビニが至るところにできています。

私の滞在しているところは市の外れですが、徒歩1分以内にファミリーマートとミニストップがあります。ちょっと前まではサークルKもあったのですが、さすがに潰れてしまいました。

家電は苦戦しているようですが、他の分野では日本製品がベトナムに確実に浸透しています。

中国人はあまり人気がない

ベトナムでは、中国人はあまり人気がありません。
長い間、中国に支配されていたことで、元々良くない感情を持っているうえ、ベトナム戦争後に国境紛争があったことなどが影響しているようです。

それ以外にも領海紛争があり、ベトナムの漁師が射殺されるという事件も何度も起きています。それでも経済的、軍事的に圧倒的な力の差があるため、大きな問題にはできないようです。

昨年は、中国資本の製鉄所が毒物を海に流したため、大量の魚が死ぬという事件がありました。それに対して中国人経営者が「鉄と魚のどちらが重要なんだ」と言って物議を醸しました。その経営者は本国に呼び戻されたようですが、事件の責任は曖昧なままです。

そのようなことがあり、ベトナム人の中国人に対する感情は益々悪化しているように感じます。

韓国人に対してはとても複雑

ベトナム人は、韓国人には複雑な感情を抱いています。
他のアジアの国と同様、韓流ブームで韓国ドラマやアイドルが人気です。
韓国スターのファッションを真似る若い人がたくさんいます。

その反面、韓国人はいばっているという印象を持っているベトナム人が多いようです。
そのため、韓国という国は好きだけど、目の前にいる韓国人は嫌いという微妙な感情を持っている人が多いようです。

日本人も気をつけなければならない

良い印象を持たれている日本人ですが、ベトナムにいるといばっている日本人をたくさん見かけます。
レストランなどでも、周りに日本語が分かる人がいないのをいいことに「ベトナム人はダメだ」とか「これだからベトナムは」と大きな声で話している人がいます。

韓国人の印象が悪いのは、それだけ韓国人が早くからベトナムに進出して、ベトナム人と接する機会が多かったからかもしれません。

自分もつい横柄な態度をとってしまうことがあるので、日本人の評判を落とさないように気をつけようと思います。