タンソンニャット空港の出国審査
ホーチミンのタンソンニャット空港はずいぶん便利になりました。
出国時のセキュリティチェックが2回から1回に減り、入国時の税関でのX線検査もなくなりました。
あとは出国審査の待ち時間が短くなれば言うことはないのですが・・・
私は、ベトナムから日本に移動するときは、朝の便を使います。
朝6時にタンソンニャット空港に着かなければなりませんが、深夜便と比べると日本に戻った後の疲れ方が違います。
同じように朝の便を使う人は多いらしく、出国審査は数百人の人が並んでいます。
それでも半分のブースは閉じたままです。
この閉まっているブースは午前7時前に開きます。
そのとき、元々並んでいた人たちはそのまま放って置かれるので、後から来た人たちが先に開いたばかりのブースで出国審査を済ませて先に進んでいきます。
日本なら列の前に並んでいる人たちを開いたブースに誘導してくれますが、ベトナムではそんなことはしてくれません。
私は何度も同じ経験をしたので、並んでいる途中でブースが開くことは分かっているのですが、面倒くさいのでそのまま列に並び続けています。
不思議なのは、一緒に並んでいるベトナム人も同じように列に並び続けることです。
普段のバイクの運転を見ていると、ちょっとでも人の前に出ようといつも隙を伺っているように見えますが、出国審査で開いたブースに行く人はほんの数人しかいません。
やはり、大部分のベトナム人はとても忍耐強い礼儀正しい人たちなのに、一部の人たちのせいでマナーが悪く見えてしまっているような気がします。